No.24000154 Caudiciforms
オトンナ sp.
南アフリカ 原産
level 85 rank S size M/ 12cmpot /58cm W24cm (全体) H49cm W24cm (植物のみ)
一昨年の今頃。冬型のココら辺は殆ど辞めた癖に、頭の辞書になく色々と調べ直してみたかったので山木を手にしたオトンナの仲間です。
どうしても好きな植物があり過ぎて、頭の辞書にナイモノってのはソレだけで気になってしまいます。
始め見た時に、なんか違うな?と思うと気になって仕方がなくなってしまうので、植物の虜になるとそこら辺は大変です。
名無しは勿論の事、葉が出て尚更に見た目も半信半疑で同定できなかったので、オトンナ sp.として扱っております。
灌木状のこの系統の枝の出方のオトンナって、意外と有りそうで無いんです。
このsp.(エスピー) vol.② sp.は種(species)の省略で、〇〇 sp.は〇〇属の一種といった意味として扱われます。 .(ピリオド)が省略を表しています。 で、sp. 通常、基本的には学名が与えられたモノは属名+種小名で表記されますが、 sp.が使われる場合(僕が使用する場合)には、『何者か?同定できない場合』です。
Special Plants の略称ではありません。
僕が、何者か?種を同定できないのには理由として、
①流通過程で由来不祥で原種若しくは園芸種として類似する種に見覚えが無い場合。 →大半はHybrid種が多いです。 ②実生苗の中に明らかに他と異なる草姿の変異個体が見られ、播種した種とは異なる場合。 →大半はHybrid種、若しくはMutant種が多いです。 ③この子の様に山木荒堀時代に雑多な山木の中に明らかに異種異個体が混入している場合。 →別種、若しくは未記載種、NaturalHybrid等を示唆している途中段階です。
などの事が考えられます。
で、この個体。花が咲いたらなんて思ってみたのですが花が咲いて尚更困惑。 フェザーリーブス(Othonna sp. feather leaves)にかなり酷似しています。
ので、それ以来オトンナ sp.フェザーじゃないリーブスと呼んでいますが、ソレは僕の独断と偏見です。
大昔にフェザーリーブスを調べていた際にダウシフォリア(Othonna daucifolia)の交配種では無いか?と示唆しておりましたが、 このフェザーじゃないリーブスを見れば見る程。。フェザーリーブスはコイツとダウシフォリアの交配種?と思ってみたり、 クエルシフォリア(Othonna quercifolia)と、ダウシフォリアの交配種とか。花の感じを見た侭に、そこら辺が未同定種の面白さでもあります。
でもって、コレを敢えてSPGに掲載するのは、いつも通りに話し相手が欲しいのと、何処か何か記載されている文献等をご存知の方は教えてください。
どちらにせよ。現在では『名前ありき』でないと、WEB検索も出来ませんし、探す事すら困難な時代です。 で、コレが何処の山から掘られて来たのか?を知りたいのが僕の園芸的欲求の本音です。 多分、フェザーリーブスの山木でも探しに行ったのでしょう。
金目のモンも端から掘り尽くして供給過多なガタガタ荒堀時代も終焉期になりました。
ロクな山木が来なくなるのも残念ですが、園芸的観点から、コイツを何処から持ってきたのか?教えて欲しい僕です。
花、枝の出方、葉の付き方、根の形状、基本的にはフェザーリーブスに酷似しております。
産地が分からないので何とも言えませんが、他の灌木状のグラベオレンス(Othonna graveolens)や、オブツシロバ(Othonna obtusiloba)、レトロフラクタ(Othonna retrofracta) 等と、ダウシフォリアの交配種の可能性も有りますし、未記載種の可能性も有ります。
って、こんな僕の頭の中の同定すら出来ていない事を公に書いちゃダメですが、僕が知りたいのがSPGですので掲載しておきます。
つまりは、ココに書いている内容が本来の討論すべき『 sp. 』ですから。ソコを書きたかったので掲載しておきます。
何でもかんでもテキトーに知らないから、分からないから、エスピーにすることが大嫌いな僕です。 まずは見て、まずは調べて、観察しましょう。
園芸の深くて面白いトコロはソコら辺からです。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/12/27(金)20:00 〜 2024/12/31(火)22:10
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