No.24000173 Agave
アガベ FO-076 コンパクタ Agave FO-076 'Compacta'
メキシコ原産 (僕の管理番号 Fo076 C)
level 45 rank A size S /15cm lowpot /H 19 W19cm(全体) H11cm W19cm(植物のみ)
今から二十年と少し前に日本で最初にFo76の名で呼ばれてた唯一の個体です。
今は誰でも当たり前に使っているエフオーという言葉ですが、当時は誰も皆が、ちんぷんかんぷんでして。 多分、アメリカから来た際にエフオーゼロナナロクコンパクタ(FO-076 Compacta)というラベル名称の侭に少量当時流通した個体になります。
数件の業者さんのラベルで何処も同じ名称で同じ個体だったので、導入は同じだと思います。
当時の日本では、どれもこれも全てが、『Agave sp.No. 1』という呼び名で、 エグマとか?関西系とか?コジマとか?白鯨とか?は,ごちゃごちゃな状態のラベル伝言ゲームの侭に有って、 重鎮のトコロにはソレなりのイイ個体はいましたし、輸入種子実生苗も…雑なのは今みたいに沢山有りました。
前回書きましたが、チタノータ(Agave titanota)という名はBさんが1980年代にsp.No1に対して学名を当てた日本由来の呼称で、 基本的に台湾を始めとした日本派生したアジア諸国などでは、チタノータと呼ばれる場合がありますが、 当時から日本でもチタノータと呼ぶ方は皆無で、基本的には『Agave sp.No. 1』という呼び名の侭でした。 →チタノータと呼んでいる人は基本的には皆無でした。
で、突如として現れたエフオーって変な名前なのはコレだけ。でした。
その後、この名前を調べると、 アメリカやヨーロッパのナーセリーなどではフェリペオテロ(FelipeOtero) と広く呼ばれて扱われており、ナンバーワンは勿論の事、チタノータとも呼ばれておらず、 掘り下げて調べてみると、フェリペさんの…採取field No.の76番という事で、 そのくらいしか、結局詳しくは分からなかった次第です。
で、数年後にエフオーゼロナナロク(FO-076)の実生苗も出回り始めるので、
僕は別に分けて管理するのに、ナンバーツー(No.2)とラベルに書いている時期もありました。
FO-76 Compacta ナンバーツーと僕が当時呼んでたくらいに、見事に美しく纏まって肉厚葉のイイ個体です。
で、今現在では何十万、何百万ものクローンのエフオーが溢れかえる時代となりました。 ですので、現在ではラベルは エフオーゼロナナロクコンパクタ(Fo076 C)に戻しております。
最近は諸々沢山のエフオーがゴミの様に有るので、その中に紛れたら僕以外は分からなくなってしまうと思います。 僕自身が最近では小苗とかじゃ見比べれなくなって来てるので、今後は一層に雑多になりゆくと思います。
が、 『ただ…日本で最初からエフオーと呼ばれていた個体。』 ってだけで、コイツは。いいかなと思います。
Oさんがロバから降りてNo.1を山で拾ってナンバーワンの導入から、早くも60年以上の歳月が経ち、 初めてエフオーと呼ばれた個体が日本に来て約25年。 もし今後、日本でエフオーの名前が定着すれば、なんとなく、この個体がNo.2 って呼んでてもいいかなっても思います。 →コンパクタ(矮生)って呼ぶのには少し語弊が有るので。
で、この十余年。SNS時代。 チタノータ呼称が広く勝手に浸透するのですが、やはりソレも今後は難が有りますし。 オテロイ(Agave oteroi)なんて学名も、やがては無くなるだろうし、僕がSPG節書き並べても、 学者さんも販売者さんも熱心なコレクターさんも、どうせガン無視だろうけど、全うに園芸的観点で見て来た侭に書き留めて置きます。
僕がナンバーツーの呼称に戻す日も、数年後にブーム熱冷めたら来るかもしれません。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2024/12/27(金)20:00 〜 2024/12/31(火)22:00
終了
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