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フィロデンドロン イルセマニー 斑入り Philodendron ilsemanii variegated


No.25000228     Aroids

フィロデンドロン イルセマニー 斑入り Philodendron ilsemanii variegated

エクアドル 原産 園芸品種

level 85 rank SS size S / 10.5cm pot /H 27cm W35cm (全体) H20cm W35cm (植物のみ)

高山性のフィロデンドロンの仲間です。標高1400mくらいのエクアドルの山間部の原産の種です。

半世紀以上前から園芸種として存在する超気紛れな不安定な錦で、モザイク模様と言えばイル。勿論の事世界に二枚として同じパターンの柄の葉は存在しません。

僕の若き日に八丈島からの導入種で、基本的には斑入りは暴れます。僕自身、棚下で15年の間アオ殺して選抜を繰り返して、数株のみなんとか保持しておりました。

ずっと昔からあるのにナイモノ。

今近のアロイドブームの取っ掛かりの頃にいわゆるバズって高騰し、一時期某国が手を出した頃には7桁の額が付いていた頃もありました。(コワ) で、サラッと。熱冷めて、僕は棚下の残した一鉢から選抜し直しております。で、基本的にはアオに帰るので、極稀な分頭株の総柄です。

実際にこの柄の全総柄は数千つくって来ても、拝んだ事が僕自身ありません。(初見っす。)

『コレが見たくて園芸してる。』んです。僕。

実際に国内外各所、ビジネスマンは試験管の中で培養を試みている模様ですが、極上柄の生長点培養でもフラスコ苗は全部アオという検証結果で、その中にだんだんと幾つかのみに錦が乗る程度のようです。

それは不安定柄のズバリで試験管の中でも、現実世界でも、総柄の錦のパーセンテージは変わりません。執念と執着。選抜無ければつくる事は困難な植物です。

まぁ。僕の仕事ってのはそんなのばかりなので、ここら辺の栄養系選抜は得意分野なのですが、幾らアオに全部が戻っても、こんな柄に迄達するので、コイツ。 超不可思議ちゃんです。多分半世紀以上経って流通しないのには理由があって、つくれないから。なんだと思います。

僕は多分世界中で一番コイツの良いトコロも悪いトコロも知ってますし。誰よりもこの柄が好きなので、論文でも書けます。

イルに関して書き始めると他のキャプ書く時間が減っちゃうので、また何処かで、しこたま書きます。

今年から少しづつリリースしていく予定ですが、夏場の高温多湿に弱い為、夏季は絶対に涼しい場所で管理してください。 特にこのような斑柄のモザイクの強く白い個体は、30℃越えると、基本的にバテます。

また、寒さには非常に強い種なので、実際にぶっちゃけると、アロイドの中でも随一の耐寒性があります。 0℃くらい迄は試しているので、この冬は氷点下でも実験してみようと思ってます。

夏季は18℃~28℃程度を保って管理してください。 湿度は滝系の高温多湿嫌いみたいにシビアではありません。

まぁ。イル管理出来て、次のFIELDを目指せるってのも、園芸です。

僕はイル無しでは今のLevelには達していません。

沢山を教わり、多肉でも樹でも、山木の発根管理でも、海系でも、山系でも、棄てる事も、自分の中で解釈できるようになったのは、イルのおかげだと、ココの最後に記載しておきます。

最後はいつも通り。#現物はヤバいよ。

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販売エリア 日本全国

入札期間 2025/04/28(月)20:00  〜  2025/04/30(水)22:00

終了


スタート価格 ¥25,000

最高入札価格 ¥25,000

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