No.25000296 Caudiciforms
パキポディウム デカリー Pachypodium decaryi
マダガスカル 原産
level 80 rank S size L/21cm lowpot /H77cmW65cm(全体) H66cmW65cm(植物のみ) 幹の直径12cm
パキポディウム属の中で最大の花を咲かせる白花の希少種です。
この株も良形でずっと開花を見て来た株になります。(枝先を伸ばさないと開花は疎いです。)
日本では真冬の1月くらいの開花時期でして、低温に弱いので、低温下だと花が上手く咲ききりませんので、15℃くらいは最低温度保って、最高気温も日が長くなり始める頃からはしっかりと温度上げて日光に当ててください。
棘の無いトックリ状のフォルムと大輪の冬咲きの白花が特徴の種で、アンボン、バロニー、ウィンゾリーとこのデカリー4種がワシントン条約1類に指定される植物です。 コレもアンボン同じく、僕以外に誰も知らないような植物でしたが、近年のパキポ人気にあやかり、知られるようになりました。
マダガスカル最北端のアンカラナ特別保護区の石灰岩の台地に限られたコロニーが有るらしいので行ってみたいです。 マダガスカルと言えばデカリーさんの名前を冠するパキポディウムですが、一見パキポ?と思える風な刺を持たない種で、ボトル状にトックリ状に生育します。
僕自身、憧れの超希少種ですが、近年では微量ながらも種子が流通し、僕の初期の輸入種子の国産実生株です。 新芽の毛羽立ちや、雰囲気はもちろん多種にはない独特の進化でこのトックリ状のフォルムもデカリー特有のモノです。
アデニウムが根肥大の塊根なのに対してデカリーは株元肥大のトックリ状の植物です。 開花は冬季咲きなので、低温に弱い為加温設備が無いと殆ど開花できません。
マジの大輪のデカリーは画像では伝わらない魅力があります。
素晴らしいパキポディウムなのですが、全く以って素晴らしい株が、流通各所見当たらないので、今以上に僕自身目指していきたい種です。
この種の良さが広く伝わる頃には僕はもう晩年だと思いますが、故人から譲り受けた大株を眺める度にコイツの良さをもっとこの国で表現してみたいと思います。 やはり現地は亜熱帯そしてその岩盤台地に限られた自生域。極端なメリハリを今以上にトライしてみます。
多分、光堂の次に好きなパキポは?と問われたら、デカリーですね。僕は間違いなく。 やはり、葉の質感ってのは重要な要素です。
剛のウィンゾリー。柔のデカリー。と以前に評した事が有りますが、種としてのリスペクトを忘れてはいけません。
パキポディウム デカリー。 僕の絶滅論には登場不可欠な孤高の存在です。
マダガスカルの植物には。。 先のオペルクリカリア、パキポディウム、ユーフォルビア、デロニクス、ウンカリーナなどなど、、、、たくさんのデカリーさんの名前の付いた植物があります。 デカリーだけでもコレクション可能ですので、未来に話し相手お願いします。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2025/09/27(土)20:00 〜 2025/09/30(火)22:00
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