No.25000306 Aroids
フィロデンドロン アタバポエンセ Philodendron atabapoense
ベネズエラ 原産
level 75 rank B size M / 13cm pot /H 48cm W60cm (全体) H40cm W60cm (植物のみ)
丁度、Juvenileから、Adultへ向かい始めたアタバポです。
ア・タ・バ・ポ。エ・ン・セ。
名前も草姿も大好きな超玄人向けのフィロです。
アタバポの名前の由来はベネズエラとコロンビアの国境線が引かれるアタバポ川(Atabapo River)から取られています。
フィロは旅の途中と書き綴りますが、アタバポはその中でも幼少期と成木との振り幅が凄くて、ヒヨコとニワトリ。オタマジャクシとカエル。くらいに姿格好が異なります。
誰も話し相手いないし、ココら辺が園芸的に凄い面白いのですが、現代主流の情報過多の収集癖園芸からすると、見向きもされない様な植物です。
基本的に小さなウチは株元から子株を出したり、増える方、伸びる方の種なので、近年のアロイドブームの影響で、ヒョローっとダラシない感じの苗が流通します。
その上に肥育栽培で生産されているせいか?小苗時特有の葉裏の紫も乏しく、葉表もアタバポの小さな頃独特のシルバー色が緑に上乗せした感じのスモーキーな色彩すら出ていません。
僕にアタバポの良さを語らせると論文レベルの長文になるので控えますが、絶妙なバランスあってこそのアタバポエンセです。
小苗時はスモーキーなシルバーグリーンに葉裏が目の覚める様な美しい紫。
蔓を伸ばせば延々と遠くまでその色彩の細葉を張り巡らせます。
ただ、オトナ顔になると、アタバポエンセ?コレ?ってくらいの姿に変貌するので、気になる方はこのくらいの株からなら、縦に直立して這わすか?天芽繋ぎで切り戻して、仕立てて行ってみてください。
僕自身、昔に、勝手にハウスで立ち這い上がりしてて、『こんなフィロ持ってたっけな?』ってくらいに僕の大先生です。
フィロはまだまだ旅の途中。
横這いと立ち這いの相違点。好きな環境と求める環境。
アタバポに教わって、いろんなアロイドの本顔に辿り着いたり、知る事が出来る様になりました。
現地に行って自生地の姿を見たい植物のひとつです。
ってな事書いてると、山に入って木に上りたくなります。(#現地に行って一から勉強したい)
ってくらいに、アタバポは唯一無二のフィロですが、増えるのと、初心者には生育の意味や本来の素晴らしさが伝わらず、分からず、コレ本来の管理を上手く出来ないので、ダラシ無く伸びて、三流品扱いされやすいです。
強いて言えば、近い仲間はビレッティア(Philodendron billietiae)ですが、全く別物です。
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販売エリア 日本全国
入札期間 2025/09/27(土)20:00 〜 2025/09/30(火)22:00
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