No.25000339 Cycads
サイカス カイルンシアーナ Cycas cairnsiana
オーストラリア 原産
level 85 rank S size L /26cm pot /H94cm W103cm(全体) H75cmW103cm (植物のみ) 幹の直径 18cm
目が覚める様な青白い葉を展開する美しいソテツの仲間です。 僕が始めた頃は高嶺の花で、憧れの中の憧れの種でした。
近年では主にタイ等で多く実生されて、広く流通しましたが、やはり改めて見て綺麗なので、人気の高い種です。
日本のソテツ(Cycas revoluta)は耐寒性高く戸外越冬もある程度の暖地ならこなしますが、この種は耐寒性に乏しいので、氷点下や霜には殆ど耐えられません。
オーストラリア北部の赤道寄りの自生種で、現地に行って見てみたい植物でもあります。
近い仲間にキュピダ(Cycas cupida)、コウットシアーナ(Cycas couttsiana)、アングラータ(Cycas angulata)、カルキコーラ(Cycas calcicola)等の美しい葉のソテツがいます。
最近ではHybridや交雑個体も見られ、僕も?辞書に無いな。。。ってのもいたりします。
で、ほぼ国産のカイルンシアーナです。
彼此15年、20年近く日本にいます。当時は種子の一粒も号外な価格で、頼んでも何年もシードバンクから来なかった事もあり、僕が輸入していた当時のサイテス取ってテニスボールサイズを輸入した株です。
その当時の輸入株の中で特に葉性が美しく、色彩も抜群だった株を最後に残した株です。今から12年前のSPGにも掲載した株なので、この子を覚えている方がいらっしゃれば嬉しい限りです。
月日を重ねて幾度も葉を更新して今シーズンの美しいフラッシュの展開葉でお届けします。12年前は今より倍以上相場は高かったので、この株の掲載も25万とかにしてましたが、時代に合わせてこの価格で掲載します。
幹に一箇所古傷の穴が有りますが生育には問題ありません。気になる方はお控えください。
園芸現代。
僕の若き日には手にする事の難しかった様な希少種でも、希少種から人気種から高額から順に世界中で量産される時代となりました。
今の時代は誰でも選べばナンデモが手に入る時代となり、希少種が大普及し、人気種が供給過多でゴミ苗氾濫し、高値から順に暴落していっております。
価値のあるもの。即興で輸入すぐのホヤホヤの根もロクに無いカイルンしか販売されない現代では、こうゆう風格のある株を誰も見た事すらなく、この株の現物みたら、オーラ出過ぎてて、色気ハンパないのは一目瞭然なのですが、『なんだカイルンか。』と片付けられてしまう様な現代です。
同じカイルンでも。全然違う。画像ではなかなか伝わりませんが、僕の虜になった侭を是非ともご堪能ください。
現物はヤバいよ。って書いておきます。
憧れは憧れの侭。輸入株に大金出して手に入る憧れなんてのは、その時一瞬のモノですが、選抜や、愛着が増したこの子とかを見てると、改めて自分の目指すべき方向と、自分がなんとか伝えていかないと消えゆく園芸本来の素晴らしさを実感し直します。
手にしてからが園芸の始まりです。
園芸は途轍もなく深く途轍もなく面白い。
量販店などで、雑多に高値で丸ひとつ多く付けられて売られているカイルンや山木などを見て、虚しく悲しくなるのは、そんな部分なんだな。。って感じです。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2025/11/27（木）20:00 〜 2025/11/30（日）22:00
終了
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