No.26000451 Treeforms
エバフレッシュ Cojoba arborea Syn=(Pithecellobium arboreum)
中米 原産
level 80 rank S size L / 18cmpot /H120cm W93cm (全体) H113cm W93cm (植物のみ)
和名は赤鞘合歓木(アカサヤネムノキ)。
今となれば、観葉植物の普及種のひとつ誰が呼んだかエバフレッシュ。
これは英名ではなく、今から約24年程前に、沖縄の観葉植物生産者のNさんが、このマメ科の植物を市場に売り出す際に名付けた愛称から始まります。
当時、沖縄では、殆ど見かけませんでしたが、街路樹や庭園樹として鳳凰木(Delonix regia)に付随して、アカサヤネムノキというマメ系の木が造園木としてありました。
僕も初めて見た際に"なんだこの実は。’’と目を疑う様な悪魔色彩の赤黒の豆でして、ブルズカラーの赤黒は好きなのですが、この赤黒はどちらかというと’’きしょい’’って感じていました。
で、Nさんが、この木の光沢のある緑の葉っぱは、耐陰性も相応に観葉植物としていけると、密かに実生して生産し始め、アカサヤネムノキという名前では売れそうにないので、エバフレッシュと名付けました。
当時、Nさんから『鷲原、学名はなんだ。コレ?』と、僕もいろいろ調べてみましたが、ピセセロビウム インクリアル(Pithecellobium incuriale)か…ピセセロビウム アルボレウム(Pithecolobium arboreum)か…ピセセロビウム コンフェルタム(Pithecellobium confertum)かな?
とかって、埼玉の中継で話していたのを昨日の事の様に思い出します。
その後、観葉植物として普及するのですが、『やはり自宅に帰る夕方以降は葉を閉じて寝てしまうのでエバフレッシュじゃねぇなぁ。』って僕は感じていた為、折角のお部屋に置いてる観葉植物が、家に帰って寝てるんじゃ仕方ねぇと。僕は当時からなんとなく…観葉植物としては取り扱いをしませんでした。
僕自身、未だに観葉植物としてはあまり好きではない方の植物ですが、樹としてみると全くの別物で、この手のマメ科の植物のがコンパクトに仕立て難いのに対し、この種は相応な仕立てが出来るので、幹元の素材の良い子を見つけると今でもホームセンター等でも苗木を買ってしまいます。
流通する大半は実生繁殖で、小さな苗でも未来に太りやすい個体と、未来にスッと細くて幹元が太りにくい個体は存在します。ですので、皆さんも僕みたいに観葉植物としてではなく、樹つくるという観点からエバを見た際、将来性のある木を数百円数千円で見つけるのも園芸の楽しみのひとつです。
今月末の撮影時、丁度花が満開で、幻想的な雰囲気を醸し出していますが、この先は開花終了して、散ってゴミ拾いが大変なので、発送時に花は控えめになります。
開花期は環境が整えば通年咲きますが、基本、5月から9月くらいの高温期です。上手く結実すれば赤黒の’’きしょい’’豆の実を眺めれますし、実生も出来ます。
この株は画像ではなかなか伝わりにくいですが、一般的な特大鉢サイズの流通品よりも十分に採月をかけてじっくりと仕立てており、これから先の姿迄考慮してみるとバランスの取れた美しい木です。
鉢サイズもコンパクトに幹元もしっかりとつくってますので、是非、素敵な鉢に仕立ててお部屋に飾ってあげてみてください。
最後に現代のAI情報でエバフレッシュはボリビア原産の固有種コヨバ アルボレア アングスティフォリア(Cojoba arborea var. angustifolia )との掲載が殆どですが、僕の見解では先に昔調べたとおりに、今の学名だと、中米原産の基本種コヨバ アルボレアにあたると思います。
話し相手がいないので、頭の片隅に置いておいてください。沖縄は台風があるので、極端な大木は見かけませんが、10mを超える高木です。
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