No.25000324 Others
ストレリチア レギナエ Strelitzia reginae
南アフリカ 原産 園芸選抜個体
level 80 rank S size L /20.5cm pot /H 107 W70cm(全体) H90cm W70cm (植物のみ)
南国を象徴する花、極楽鳥花(Bird of paradise)として広く知られる植物ですが、熱帯・亜熱帯の花ではありません。
南国違いの遠く遥か南アフリカの出身で、広葉大葉赤軸の園芸選抜個体です。
世界中のガーデンや観葉植物、切り花も広く知られるストレリチアで、現在のSPGではノンリーフ 、パルビフォリア 、オーガスタ と、紹介して来ましたが、普通なら最初に紹介するべきレギナエを紹介します。
僕自身、花屋の息子で、物心ついた時には花屋の手伝いしてて、何で、こんな切花一本が何百円もして、何でコレを買う人がいるのだろうか?と小学生ながらに疑問に思っていました。
同じく、南アのサンダーソニア(Sandersonia aurantiaca)や、グロリオーサ(Gloriosa superba)と並んで、幼き頃の僕の記憶に焼き付いているお花のひとつです。
で、植物に興味関心が出て来た頃から、このストレリチアの事を掘り下げて、深く知るのですが、基本的に花を観賞専門の植物で、観葉植物としての扱いが乏しかったため、当時、市場では1F(ワンフラ)、2F(ツーフラ)の様に蕾、並びに花数で蘭鉢の様に市場価格が異なっていて、花の無い季節には市場出荷は愚か?注文しても花が咲いていないから、出荷NG食らうような植物でした。
で、皆さんのご察しの通り、花より団子の僕は、産地へと赴き、花よりも葉性、花よりも立ち姿、花よりも個体の素性を見て、0F(ノンフラ)の出荷を依頼して各地回ったり、切り花用で使われて来た荒れ果てた畑から、逸材を選抜し、掘り取り、鉢上げして貰ったりと、このストレリチアだけでも、ハタチの頃から方々を隈なく旅したものです。
その後、ミニ観葉から大鉢迄、ストレリチアが鉢物の観葉植物として、広く流通する事になる迄、数年間は『アイツのとこだけイイノ独占して。』みたいな冷めた目で、見られていましたが、ノンリーフのリバイブも、ストレリチアのリコメンドも、オーガスタのリメイクしての生産確立も、全てゼロベースから、親身になって携わって来たので、決して僕がパイオニアではありませんが、何もせず、手を汚さず、『売れるから欲しい。』みたいな人の動かなさは、四半世紀前から、今に至る迄、この業界の僕の大嫌いな部分です。
って、こんなに素晴らしい植物ですから。僕の眼に適わない訳は有りません。
都内とかでも、戸外露天放置で越冬しているのをよく見かけますが、多少の霜や氷点下には耐えるくらいの耐寒性は十分あります。これからの季節が開花期ですので、このくらいのサイズからは環境整えば毎年開花が望めます。
そう。株、姿の美しさあってこその、花。この株から、花開く頃には毎日、毎日、花包からオレンジ開くのが楽しみで仕方ない筈です。
園芸の醍醐味が全て詰まった選抜株です。
今回の株は八丈島の背丈の大きくなる選抜個体で半世紀以上の間、何代も大型の花の大きく長い個体を育種選抜した中から、より一層に葉性の美しい個体を厳選しました。
大きく育成すれば鉢植えでも背丈はスマートに大型になり2mを軽く超えます。この株もこの脇の子株も同クローンで、株分けでの栄養系繁殖の選抜個体です。
このサイズでの圧巻の立ち姿のオーラを堪能してもらえればと思います。 (そこらのと見比べてみてください。)
桁外れに差異の見て取れる見惚れる鑑賞価値の有る贅沢な厳選の逸品です。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2025/10/29(水)20:00 〜 2025/10/31(金)22:00
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