No.25000323 Aroids
アンスリウム ポリスキツム Anthurium polyschistum
コロンビア・エクアドル・ボリビア 原産
level 80 rank B size S /7.5cm pot /H42cm W28cm (全体) H36cm W28cm (植物のみ)
小型のアンスリウムの仲間です。
アンスリウム?
アンスリウムと言えば、アンドレアナム(Anthurium andraeanum)始めとして花が美しい種が普及し、切り花や鉢植えとして量販店にも多く並びます。
アンスリウム属にも色々な進化が有って、先に紹介した、ベイチーなどはアンドレアナムなどに近い系統のサトイモ科らしいハート葉系統で、ワロクアーナムを始めとして近年雑種の過多な『地模様葉』や、もこのハート葉ルクスリアンス(Anthurium luxurians)等の『皺葉]もハート葉系統のアンスリウム属です。
また、シェリゼリアナムでは伝わりにくいのですが、短葉、長葉系統の種はビッタリフォリウム(Anthurium vittarifolium)を始めとして、パリディフォリウム(Anthurium pallidiflorum)やウェンドリンゲリ(Anthurium wendlingeri)など細長い下垂する葉で、花の螺旋が美しい種が沢山存在します。
次にフーケリーを始めとしてキューベンセ(Anthurium cubense)などの四方に大きな葉を展開する谷渡葉系統も様々に種が存在します。
そして、一番一括りにしにくいのが、このヤツデ葉系統で、小さなこのポリスキツム等から、大型のクラビゲラム(Anthurium clavigerum)等まで蔓性も多数で半グラウンド系統も有るので、一種一種が管理も生育も全く異なります。
という風にアンスは多種多様にホント面白いのですが、僕自身、四半世紀コレクトして来ても数株株分けして数個体ずつしか持っていない種ばかりで、実生やティらないと殆どの多くはなかなか普及しません。
で、ここ数年のクローン戦争と雑ブリード時代に至るのですが、近年アロイド触り始めてて、ブームだから錦。。とかブームだからモンス。とかブームだから模様葉のハイブリッド。。とか。。
沢山の方がサトイモに惚れ始めている方が日本でも多くいらっしゃいますが、基本は販売者の商売道具的なビジネス文句優先なモノの方が大半なので、サトイモ熱も販売サイドのビジネス情報次第に今後は左右され振り回されると思われます。
特にアロイドの管理面では、強健種は問題なく量販されて物販されていいのですが、日本は高温多湿、冬季は低温少湿と、赤道直下の限られた自生域ポイントのアロイド達には最低の水準の気候なのは早めに書いておきます。
で、ポリスキツム。普通に小さくてかわいいアロイドです。
挿し木で容易に増えるので、伸びすぎたら斬り戻して挿し木するもよし。這わせて長く伸ばすもよし。
万能な初心者向けのヤツデ葉アンスです。
今回の株は丁度分かりやすく幼葉のキレコミから、本葉の優美な葉に変わりつつある途中の株を掲載します。
下の方の葉と、天の方の葉の違いを見比べてみてください。
そして、分けてみて上の方はダイナミックに。下半分は小さくつくってみてください。これで同種か?ってくらいに差が出せたら、他のアンスリウムも、そのくらいの意識と技術と置き場環境からなら向きあえて触り始めてもいいと思います。
LEDライトやサーキュレーター勿論加湿器等、多くのアイテムが有る現代だからこそ、どれでもこれでも管理できると情報収集者は安易になりがちですが、この数年で植物をダメにして、折角整えた設備も使わず埃を被る未来になりそうな感じの、情報頭でっかちの、追っかけなミーハーな方が現代では多そうなので、早めにココら辺で書いておきます。
中途半端な情報は雑念でしかありません。
それぞれに向きあえてこその鉢物です。手元です。ポリスキツムひとつに教えて貰ってください。
送料 着払い対応
販売エリア 日本全国
入札期間 2025/10/29(水)20:00 〜 2025/10/31(金)22:00
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